シメパフェ文化の発祥、札幌市すすきの。数あるパフェ屋の中でひと際異彩を放っている『ぴーぷる・ぴーぷ』は超美味いけどめっちゃ待つ。店の看板は「パイとケーキ」だが、この店が間違いなくぴーぷる・ぴーぷだ。
有名店が故に外国人観光客も多いのだろうが、トラブル防止のための説明分も店前に貼りだされているものは英語でも書かれていた。
待って、待って、待って食べられた絶品パフェ
どれくらい待つかというと、私はは22時半に店に並び、23時半に席に着き、パフェを食べたのが深夜2時すぎ。4時間近く待った。席に着いてからの待ち時間、長かったなあ。みんな黙って待っていてすごい。
メニュー表の表紙からして不穏な雰囲気だ。
私の訪問時(2018年)は店の中の待ちが空くまでは外で立って待つ必要があった。5月とはいえ札幌で1時間以上待つのは寒くてつらかった。しかし、現在は整理券方式になっており、店外で待つ必要はなくなった模様。
4時間待って食べる深夜のパフェ。美味かった~。私が食べたのはイチゴパフェ980円(当時)。濃厚なイチゴの味で、甘さはしつこくなく、パクパク食べることができる。
抹茶パフェも美味しい。というかすべてのパフェが美味しい。
ぴーぷる・ぴーぷには季節ごとの旬の味覚を活かしたパフェが多くある。次に来るときは何を食べようかなと想像している時間も楽しい。
各メニューについて、丁寧な説明書きもある。
これほどまでに待つ理由
ぴーぷる・ぴーぷでパフェを食べるまで4時間(タイミングが良いときは2時間半くらい)、これほどまでに待つ理由は店主がワンオペでパフェを作るから。それでも常連は毎週並び続ける依存性のある店だ。
超待たされるのは、店主がワンオペで26人総入れ替えのロット制で店を回しているから。つまり注文して1つのパフェを3分で作ったとしても3分×26人で78分。さらに洗い物、配膳を加えると普通に2時間以上は待つことになる。そのため「あとどれくらいですか?」と時間を気にする客には最初から注文を受け付けない。この旨の注意書きを店内のいたる場所で見る。それでも「あとどれくらいですか?」と聞かれまくっているのだろう。
渡されるメニュー表の中には事細かに説明が書かれている。店前、店内にも同じような注意書きがある。早めに食べたい場合は、開店する19時15分より前に必ず並ぼう。
2018年5月訪問
「ぴーぷる・ぴーぷ」について
アクセス :すすきの駅から徒歩5分
住所 :北海道札幌市中央区南4条西6丁目
営業時間 :19:15 ~ 24:00の入店まで(日・月・火曜休)