『Bar Mustang』で天井からブラブラぶら下がるブラジャーと共に酒を楽しむ【心斎橋】

ブラジャーバーBar Mustang グルメ

※この記事は旧店舗の画像も掲載しています。

 大阪中からイケイケの人間が集まる街アメリカ村。通称『アメ村』は東京のアメ横と名前は似ているが、新巻鮭とか大陸の野菜が売られているわけではない。若者向けのショップが軒を連ねる、大阪の流行りの中心地だ。そんなアメ村の少し南に、ひときわ強烈に個性を放っているバーがある。それが『BAR MASTUNG』だ。

ミナミの気さくなショットバー

ブラジャーバーBar Mustang

 アメ村という場所柄、客のほとんどが外国人。慣れていない人にとってはハードルが高い感じがするバーだが、店に入りづらい理由はもう一つある。店内に入る際、普通のバーとは雰囲気が違うことにすぐに気が付く。天井からおびただしい数のブラジャーがぶら下がっているのだ。

ブラジャーバーBar Mustang

 なんでやねん。驚くとともにこのバーに一目ぼれをした。ウイスキーやカクテルのラインナップはどこのショットバーにもあるようなスタンダードなラインナップなので安心。適当にウイスキーを何杯か頼みつつ、その日バーを仕切っていた、とてもフレンドリーなスタッフに話を聞いた。

目を豊かにする色とりどりのブラ

ブラジャーバーBar Mustang

 聞くところによると、天井から吊り下げられているこれらのブラジャーは、全て客が店内で脱いで置いてったモノ。だから同じサイズで同じ柄のブラは一つとしてない。様々な種類のブラジャーを眺めながら飲める。遊びで「ブラジャーを置いていったら一杯タダにするよ~」なんてことをすることもある。実際に言われたが私はブラジャーを付けていなかった。残念。

ブラジャーバーBar Mustang

 実際に見て驚いたのは、常連っぽい若い女性が、店にふらっと入ってきウイスキーをロックでさっと飲んで、その場で値段の高そうなブラを脱いで置き、「これで」と言葉を残し颯爽と去っていったことだ。一瞬、目の前で起こったことが信じられなかった。普通はダメだろうけど、常連客との信頼関係があるから成り立つんだろうな。

ブラジャーバーBar Mustang


 なぜブラジャーを吊るすようになったかを質問すると、「最初はノリで始めた」とのこと。面白かったら大体のことはオーケーになる。さすが大阪やね。店内で5分も飲んでいると、このブラジャージャングルにも慣れてきた。

 すっかり日常の光景と化したブラジャーをあらためて観察すると、高価そうで可愛いデザインのものや、サイズが大きいものが多いことに気が付く。せっかく店内に展示されるなら、お気に入りのブラジャーを捨てるくらいなら、お気に入りのデザインや、高価なブラジャーを店に残したいという思いなのだろう。何となくその気持ちはわかる。

 ずっと眺めていたいけど、この店はあくまでバー。お酒を楽しんだら長居をせずにさっと店を出るのが粋だろう。

ブラジャーバーBar Mustang

 この店が大好きで、若いころは地元の友達とミナミで飲むときに必ずマスタングへ連れていきまくっていたら、「あいつと飲みに行くとブラジャーバーに連れていかれるぞ」と噂されて、女性の友達は警戒してもう一緒に飲みに行ってくれなくなった。悲しいけど仕方ないね。

2010年10月初訪問

「Bar Mustang」について

アクセス :大阪メトロ谷町線 都島駅から徒歩3分くらい
住所   :大阪府大阪市中央区西心斎橋2丁目13−1

営業時間 :16:00 ~ 5:00(土・日は15:00~)


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