『宍喰浦の化石漣痕』は働く人のかかとみたいな岸壁だ【海陽町】

宍喰浦の化石漣痕 珍スポット

 徳島県海陽町の海沿いにある『宍喰浦の化石漣痕(かせきれんこん)』 は、一生懸命働いている人のかかとのような巨大な岸壁だ。この舌状の模様は〝漣痕〟という名前のとおり、大昔の波のあと。

 この地域が深海にあったときに、地震などがあったときに行って土砂が海底へ行って方向に流されてきたものが固まり、岩となって波形の模様を作っている。国指定天然記念物に指定されている。目の前に大きく広がる、うろこのような岸壁は圧巻だった。

宍喰浦の化石漣痕

 層になってるのは深い海の底だったときに積もった砂。地層が縞状となってよくわかる。地殻変動により海底が上昇して地上に露出したことで、崖に模様が刻まれた岩壁となった。

宍喰浦の化石漣痕

 波の後が地層となり露出している場所としては、日本最大級らしい。

宍喰浦の化石漣痕

2021年5月訪問

「宍喰浦の化石漣痕」について

アクセス :阿佐海岸鉄道「宍喰駅」下車、徳島バス甲浦行き「角井」下車し徒歩2分
住所   :徳島県海部郡海陽町宍喰浦古目
公式HP  :https://www.kaiyo-kankou.jp/index.php/play2t/renkon