都庁を通り過ぎて新宿中央公園の裏手、昭和の花街として栄えた十二社通りから路地に入った場所にある、隠れ家のように営業している小料理の名店が『串の品川亭』だ 。
外と対照的に、光あふれる琥珀色の店内で食べる料理はどれも優しい味だ。みんながオススメするのが豚の角煮。ほろほろと柔らかい、心が温まる味だ。すごくよだれが出る。
これで一杯。最高だ。ビール、日本酒、焼酎、ウイスキー、なんでもあって、なんでも料理に合う。
揚げたての串揚げも美味い。チャキっとしたお店のご家族、風情のある店内。ホッとする店だ
たんの塩焼き。私はこれが一番お気に入り。弾力のある歯ごたえとあふれ出る旨味がたまらない。
にらのおひたし。
店内に飾られまくった七福神グッズは、常連さん達が先代の為に持ってきたもの。いかに新宿人からこの店が愛され続けてきたかがうかがえる。
50年前までは料亭だったこの店。二階席は料亭だった頃のままで当時の雰囲気を残っているらしいが入ることはできるのかな? ちなみに新宿にある店なのだが、品川さんが経営されているので品川亭だ。
2019年5月訪問
「串の品川亭」について
アクセス :都営地下鉄大江戸線 都庁前駅から徒歩8分、西新宿五丁目駅から徒歩5分
住所 :東京都新宿区西新宿4丁目13−13
営業時間 :17:30~23:30(日曜・祝日休)