『中華 大吉』は営業中もシャッターは閉まったまま。自分で上げた先に広がる心揺さぶられる空間【長岡市】

中華大吉 珍スポット
当時のスマホカメラの設定の成果めっちゃ暗い雰囲気になってしまった

長岡駅からしばらく歩いた繁華街にあるラーメン・餃子店『中華大吉』。長岡では知らない人はいない店だ。しかし、営業中でもこの様子。本当に人気店なのか?と思ったら客がひっきりなしに訪れてシャッターを上げ下げしているのですぐにこの店だ!と気が付く。

中華大吉
当時のスマホカメラの設定の成果めっちゃ暗い雰囲気になってしまった

営業中もシャッターが閉まっていて、自分で開けて中に入る。なぜこのようなスタイルになったのか。深夜0時の開店(2015年当時)を待てない常連客が勝手に開けて入った事が始まり。知らない人は100%店を素通りするだろう。

店内は10席ほどのカウンターのみなので、シャッターを上げて店内を覗いては引き返していく人がたくさんいた。

中華大吉

量は店主の桑原さんが客の様子を見て決める。私が店に入るなり、店主が「おっ!腹減ってそうだ!大盛りだな!」と言った。客にラーメン麺の量を選ぶ権利はないが私は笑顔で抵抗した。なにせラーメン一人前で3玉だ。大盛りだと6玉分以上の麺を食べることになる。気を付けよう。でも美味いので6玉でもイケそうな気がした。

ラーメンを作っている間も、マシンガントークのついでに隙あらば更に麺の量を多くしようとする。楽しくてつい受け入れそうになる。気を付けよう。周りを見渡すと、普通にボウル一杯の爆量ラーメンを食べている。長岡人すごい。大吉では餃子も一人前20個から。それでもみんな普通に食べている。美味しいから。

中華大吉
ラーメン一人前(3玉)

大吉ではラーメンの味だけではなく、しゃべりっぱなしの店主の冗談も魅力。酔っ払いの長岡人が一日のシメに訪れる店はとても幸せな空間だったのでぜひ皆も訪れてほしい。

2015年9月初訪問

「中華 大吉」について

アクセス :JR長岡駅から徒歩10分
住所   :新潟県長岡市殿町3丁目3−1
営業時間 :22:00 ~ 2:00(日曜休)