福井県で食べた美味しいものその１です。
目次
福井名物、焼き鯖寿司発祥の店『越前三國湊屋』【坂井市】
福井県名物といえば、焼き鯖寿司。その発祥である越前三國湊屋（スターフーズ）で、お土産用の元祖焼き鯖寿司をゲットした。越前三國湊屋は焼き鯖寿司発祥の店だ。
焼き鯖の旨みと香りと同時に、米の甘味が口の中に広がる。日本酒が止まらない。帰りの新幹線で食べて、福井旅行の良い余韻になった。お酒にとっても合うので飲みすぎてしまい、新幹線を降りるときにはベロベロ。
もともと焼肉店だった越前三國湊屋が「福井の伝統料理である浜焼き鯖と寿司が好きだから」という２つの熱い思いで、焼き鯖寿司を試作し、2000年５月にようやく完成したものという、歴史としては意外と新しい名物だった。
2022年５月訪問
「越前三國湊屋」について
アクセス ：えちぜん鉄道三国芦原線 三国神社駅から徒歩18分
住所 ：福井県坂井市三国町楽円58-11-11
営業時間 ：10:00～18:00 （水曜休）
敦賀市民の朝食『フジパン 神楽売店』【敦賀市】
敦賀駅から少し北に歩いた場所にある小さな惣菜パンの店『フジパン 神楽売店』
食パンの端を焼いた部分を使った、焼タマゴサンドは、香ばしく食べ応えがある。
サンドイッチセットは、パンをマーガリンで糊づけし巻いてあり可愛い。福井での初朝ごはんをこの店にしてよかった。朝早く敦賀に着いて氣比神宮に行くときの、エネルギーチャージに最適だと思う。
他にも色々なサンドイッチがあった。
フジパンはサンドイッチやトーストが美味しい店だけど、おにぎりも揃えており、爆売れしている。今度はフジパンのおにぎりと、フジパンの少し西にある、おむすびや穂んのりのおにぎりとで食べ比べモーニングしたいな。
2022年５月訪問
「フジパン 神楽売店」について
アクセス ：JR敦賀駅から徒歩20分
住所 ：福井県敦賀市神楽町２丁目１−８
営業時間 ：９：00～19：00（不定休）
やはり蕎麦には大根おろし！越前のソウルフード『おろし蕎麦』【越前市】
福井県といえば、おろし蕎麦！越前市には多くのおろし蕎麦の名店があるが、私は創業100年近い名店『遊亀庵かめや』で食べ応えある太麺の蕎麦を、辛みの効いた大根おろしたっぷりのつゆでいただいた。
そばつゆにたっぷり大根おろしが入っている。香り高い太めの蕎麦は少し甘みを感じるので、そばつゆと相まって大根おろしの辛味が食欲を刺激する。つゆは天ぷらを浸けて食べても美味い。
お店は立派なんお屋敷のようでキャパシティが大きい。お昼のピーク時に訪れたが、少し並んだ程度ですぐに入ることができた。
2022年５月訪問
「遊亀庵かめや」について
アクセス ：ハピラインふくいハピラインふくい線 武生駅から徒歩30分
住所 ：福井県越前市東千福町２７−３７
営業時間 ：11：00～18：00（木曜休）
福井に来たからには『ヨーロッパ軒』でソースカツ丼を食べなければならない【福井市】
福井県に行ったらみんな食べるよね。ヨーロッパ軒のソースカツ丼。せっかくなので私は福井市にある総本店を訪れた。
創業者の高畠増太郎がドイツ・ベルリンの日本人倶楽部での６年間の料理理研究留学を終えた後に、ドイツ仕込みのウスターソースを日本人の味覚に普及させるために開発し、大正２年に発表されたのがこのソースカツ丼だ。創業者がヨーロッパで修業していたからヨーロッパ軒なんだね。
ご飯の上にウスターソースをくぐらせたカツがのっているだけのシンプルさ。なのにきめ細かなパン粉によりさくさくの衣とジューシーなお肉、甘さのあるタレでご飯が進む。店はすごい行列だった。
カツ、エビフライ、メンチカツが乗った贅沢な三種盛りスペシャルカツ丼セットも美味しかった。胃袋が大きな幸せで満たされる。
ヨーロッパ軒、福井市だけでなく敦賀市や鯖江市、坂井市にもあり、お店によって外観が洋風だったりお城風だったり旅館風だったりして見てて楽しい。敦賀市のヨーロッパ軒はのれん分けされた店で、敦賀ヨーロッパ軒としてジクセリなどの独特なメニューがあるらしい。大阪の十三にある大富士のトンヂクセリと同じようなものなのかな。
地元の人はヨーロッパ軒のことを「パ軒」って略しててカッコいいと思った。
2022年５月訪問
「ヨーロッパ軒 総本店」について
アクセス ：JR福井駅から徒歩15分
住所 ：福井県福井市順化１丁目７−４
営業時間 ：11：00～20：00（第二第四月曜・火曜休）
