『元祖 いそやき』で浜松の伝説的ソウルフードが食べられるぞ【浜松市】

磯焼き グルメ

 かつて浜松市の伝説的人気があったと言われた『いそやき』。そのいそ焼きを今唯一食べられる店が現存する。

 住宅街の中にあって発見しづらいが、ピンクの小屋が目印だ。店はその名も『元祖 いそやき』

磯焼き

 いそやきは浜松まつりが行われる凧場のかつて露店の名物で、約70年前に先代の森下氏が大阪のたこ焼きを見て、浜松風にアレンジしたもの。先代はラジオで大阪にたこ焼きという珍しい大人気の食べ物があるらしいと聞きそのまま大阪へ向かいたこ焼きの焼き方を習得。たこ焼きの具材をイカや青のりに変更して売ったのが始まり。たい焼きを作るように、ハマグリ型の金型に生地を流し込んで焼く。その形にちなんで「いそやき」と命名されたそう。今は二代目の山本さんご夫婦が焼いている。

磯焼き

 先代がかつて浜松まつりの凧場の露店で販売していた時は爆裂に売れまくっていたらしい。現在もレシピを受け継いだ二代目夫婦が変わらない味を提供している。とても優しく接客していただいて、いそやきと同じくらい温かい気持ちになった。

 ハマグリ型に焼かれているが、ソースとかつお節がかかるとちょっと形はわかりにくいね。タコの代わりに入れらたゲソの歯ごたえも良い。地元浜松のトリイのソースと青海苔が香ばしく、とても美味しい!しかも一本100円(訪問当時)と爆安だ。

磯焼き

 そうとう熱烈なファンがいるのか、私の訪問時には予約していた客が段ボール箱いっぱいにいそやきを買っていた。

磯焼き

2021年12月訪問

「元祖 いそやき」について

アクセス :JR浜松駅から車で25分、浜松西ICから車で5分
住所   :静岡県浜松市中区高丘北2丁目41−8
営業時間 : 11:00~19:00(火曜休)