静岡県浜松市の龍雲寺。佐鳴湖畔にある自然に囲まれた700年以上の歴史を持つ大きなお寺だ。
龍雲寺は観光寺院ではないが、建物や境内の中を無料で拝観することができる。
9,000坪という広大な庭園は、超有名造園家、北山安夫氏によるもの。境内を散歩するだけでも感嘆の念を抱く。
様々な取組を実施しているお寺の中では、様々なお宝を見ることができる。ダウン症の天才書家と呼ばれている金澤翔子氏が書いた世界一大きい般若心経がある。縦は4ｍ、横幅は16mもある。デカすぎ。字が立派なのでめっちゃ迫力ある。
書の前に人間が経つとこんな感じ。デカいのも凄いが、これほどまでに整った綺麗さもあるのがすごい。もし自分が書いたらガタガタの般若心経になってしまうだろう。とてつもない集中力だ。そしてこの書を屋内に展示できる龍雲寺もすごい。
無料で拝観できる龍雲寺のキレイな境内には、般若心経の他にも金澤氏の作品や地獄極楽図、光の納骨堂などがあり、見どころたくさんだった。
お寺にあるということで金沢さんの作品の雰囲気がより際立つ。
ずらりと並べられた16枚の地獄極楽図
光の納骨堂
淡く照らされた骨壺、まるでアートだ。
落差15mの滝の下に鯉がたくさんいる北山安夫による庭園。四季折々の姿を見せる。
龍雲寺の本堂や庭園を見学した後は、少し歩いて佐鳴湖を見渡せる山頂展望台に行くのがオススメだ。
龍雲寺は無料なのに見どころがたくさん。ありがたすぎるので、参拝時にお賽銭や配管志納金を自分の気持ちの分だけ入れるようにしよう。浜松に行くことがあったら絶対に訪れておいた方がいい場所だ。
2021年12月訪問
「龍雲寺」について
アクセス ：JR浜松駅から車で約15分
住所 ：静岡県浜松市西区入野町４７０２−１４
拝観時間 ：9:00～16:30（無休）
公式HP ：http://miwajinja.jp/index2.html
