浜松市ってめちゃくちゃブラジル人多くないですか?群馬より多いかもしれない。自動車産業をはじめ大きな工場が多く外国人と車がビュンビュン走り回っている浜松市には、とにかく料理の量とクオリティがすごい宿がある。
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浜名湖のすぐ東側にある『料理民宿 ないとう』。気合の入った料理がメインの宿。いわゆるオーベルジュ的な民宿だ。浜名湖パルパルとうなぎパイファクトリーのちょうど間という絶好の立地にあるこの宿に泊まれば、夜と朝ご飯は大大大満足。たらふく食べて夜は布団で爆睡!朝は元気満点!最高の旅程になるだろう。
私は静岡を横断するにあたり、この宿の地魚船盛り付きプラン(1人当たり14,250円)で予約した。予約時からメール等で細やかで親切なご確認をしてくださり、宿泊当日まで期待は高まるばかりであった。
実際に到着すると民宿というか、地方の老舗和食レストランのような外観だ。手入れされた庭と玄関前の大きい石で雰囲気も出ている。
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宿に入ると、お店の方たちがめちゃ元気よく笑顔で出迎えてくれた。晩御飯の時間を決めて宿泊する2階の部屋に案内してもらった。部屋は広くてとても手入れが行き届いている。調度品も古いはずなのにピカピカ。
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リニューアルされてどれもキレイな洗面所、お風呂は感染拡大防止のため、定期的に掃除されながら完全に使用する時間や場所が宿泊者ごとに分けられていた。そこまで徹底してる宿なかなか無いと思う。すごい。宿泊客への気づかい、ありがたいっす。
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ひとまず部屋でくつろいでいると、部屋に内線電話がかかってくる。晩ご飯の支度が出来た合図だ。そして、今回の宿泊の楽しみである豪華晩ご飯コースがスタートした。
まず前菜が12品目、焼き魚、浜名湖と海の幸の舟盛り、揚げ物が4種、箸休めのアイス、煮魚、めちゃウマなカボチャのスープ、釜飯、柿の白和、デザート。 これらどんどん運ばれてきて、食べ終わったときにちょうど満腹になる嬉しいコースだ。
最初に目の前に置かれているのがこの八寸の前菜12種。なんかオシャレな緑で彩られている。いろいろな食感、味を少しずつ楽しめる。全部美味しいものを少しずつ食べられる幸せ。
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浜名湖のアユの田楽。地元のアユも美味しいけれど、大根おろしもとっても美味しくて感動した。
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そしてメインの船盛り。地元の漁師さんがその日の朝の漁で獲ってきた新鮮な魚たちを使っている。マグロにカツオ、鯛、地魚にカニ、数えきれないくらいの種類の海鮮が盛り付けられている。これで2名分。迫力があるが、ちょうどいい量でうれしい。日本酒もどんどん進んでいく。
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揚げものは揚げたてを岩塩と抹茶塩で食べる、オシャレ。
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晩ご飯の途中で、箸休めにアイス饅頭が出てくる。揚げ物や焼き魚を食べて疲れた舌にうれしいメニューだ。
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口の中がリフレッシュできたところで、鯛の煮付けが登場。美味い!隅から隅まで食べ尽くした。
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そしてこれが料理民宿ないとうのメイン料理ともいえるカボチャのスープ。中をくり抜かれたカボチャに、コンソメとベーコンを使った温かいスープが注がれている。ハチャメチャに美味しかった。なんだこれは。見た目もカボチャがオシャレに切られていて可愛い。見て楽しい食べてうれしいないとうの名物料理。一滴も残してはいけない。ありがとうございます。
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もうこれはデザートとして出していいんじゃないかと思ってしまう美味さと甘さの柿の白和え。
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シメのむかごご飯とお吸い物。お腹いっぱいなのに、一口食べると箸が止まらない。この雑穀ご飯を、私の不健康な体が欲しているのを止められない。
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「今日はもう、これでおしまいです」という気持ちになるデザート。ありがとうございました。
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食後には宿の看板ネコのココちゃんが挨拶に来てくれる。美人だね。エサを食べるだけ食べたら、用済みと言わんばかりに去っていった。かわいい。
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ココちゃんが私たちのところに来たのがちょうど最後だったので、ゆっくりエサやりをさせてもらった。チャオプチを頭から飛び込むように食べるココちゃん。すごい圧だった。
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晩ご飯は早めに食べて就寝。そうして朝になり、ちょっとお腹が空いてくるナイスタイミングで朝ご飯だ。
さすが料理民宿。 当然、朝ご飯もすごい美味い!地元で採れたものや自家栽培の野菜中心の優しい朝ご飯。
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朝ご飯、寝起きからこんなに彩り豊かな料理をいただけるのは贅沢だった。
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秋田の契約農家から仕入れるこだわりのお米は、土鍋で炊き上がったばかりのものを用意してくれる。土鍋のフタを開けるたびに広がる甘い香り。噛めば噛むほど感じる旨味。活力が湧く。
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旅館内は骨董品であふれている。どれもキレイに手入れされていて、見ているだけで楽しい。
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チェックイン時から食事中、館内ですれ違ったときやチェックアウトの際の時間まで、宿の方たちはみんな笑顔でご親切にご対応してくださり、過ごしていて本当に心が温かくなる旅館だった。
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チェックアウト時には、ガーベラの花までいただける。びっくりしちゃった。
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胃袋も心も満たされる料理民宿ないとう。浜松で宿泊するなら絶対に泊まっていてほしいと皆にオススメしたくなる宿だった。
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2021年12月訪問
「料理民宿ないとう」について
アクセス :浜松西ICから車で10分くらい
住所 :静岡県浜松市西区平松町1169−1
参考WEB予約サイト:料理民宿ないとう<じゃらん予約>
公式サイト:http://toukai.me/naito/
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