「俺は遊祭屋下下八太門 日本で一番 スケベな男だ。」自称日本一のスケベがいる居酒屋『磯(道祖神村)』【福島市】

ゆうまつりやかかやったえもん 珍スポット

 福島駅から東に歩くと、飲み屋街の脇にとんでもなく怪しい店が現れる。

道祖神村
暗い商店街の脇で煌々と光る怪しい居酒屋
磯
見た目からして100%怪しい

 店の看板には大きく『道祖神村』の文字。(当時は)ネットやSNSで検索しても情報が全くない。恐いが意を決して入り口を開けると、カウンターでおじさんが新聞の切り抜きをしていた。

怪しいおじさん
店に入っても、記事の切り抜きに夢中になっているおじさんがいた。

 「今、スゴいエロい記事を切り抜いてたんだよ!」そう話すこの方は店主の村長、遊祭屋下下八太門(ゆうまつりや かかやったもん)さん75歳。

遊祭屋下下八太門
日本一のスケベ居酒屋の店主、遊祭屋下下八太門さん

 のっけから「ウチはスケベ居酒屋で全国的に有名なの」とさも当然かのように言い放つ。そう、この店の正体は猥談大好きな店主が経営するスケベ居酒屋だった。

 正式な店名は『磯』とのこと。「この店はチンポだらけだよ」出会ってから5分で軽く30以上は陰部の呼称が飛び出す。たっぷり自己紹介していただいた後に、お酒を飲みに来たことを伝えると「おまんこお酌するから、写真撮れ!」とサービスタイム。

おまんこお酌
これがおまんこお酌だ!

 村長の話を聞くと、元はトラックの運転手で全国を走っていたとのこと。それから居酒屋を始めた頃、昔ヤンチャだったこともあって、全国各地で経験した大好きな下ネタで盛り上げると大ウケ。下ネタやエッチなイベントで44年やってきたが下ネタを話す為に集まっていた常連さんも高齢化でいなくなったのと、村長の性欲の衰えから、今は酒と簡単なツマミを出すくらいで細々やっているとのこと。今はスポーツ新聞のエロい高齢者の投稿をスクラップすることが趣味だそう。

エロい記事
読者(高齢者)の姓の近況。これはかなり面白いコンテンツだと思った。
切り絵
手元を見ないで紙を切ってイヤラシイ細工を作ってくれた
エロギミック
足を開かせると、スカートをめくれてとスケベなギミックが見られる

 刺激的な話やエロ遊びを延々と教えてくれた。昔は相当店内でスゴいことになっていたらしく、その名残が各所に仕込んであった。特に、昔仲良くなった常連さんたちで、同じく常連の女性を店内で脱がし、乱交したときの写真を見せてもらった時はびっくりした。なんでもお葬式の帰りだったらしく、女性は喪服姿だった。

店内
店内には性にまつわるグッズがたくさん
一つ一つのグッズのスケベな思い出を語ってくれる遊祭屋下下八太門さん
名言の下に不穏な情報が・

エロい店内

 店内には様々なエログッズが置かれているが、少し埃っぽい。最近はあまりお客さんは来ないのだろう。なので料理の準備も少ないので、食べ物についてはあまり期待しないほうがいい。缶詰はたくさんあったので、ちょい飲みには使える店だと思う。

エロ居酒屋

 直接訪問でしか味わえない道祖神村の村長の猥談。福島に行った際には、駅近くなので店を覗いてみるのも一興だろう。

珍スポット

2019年4月訪問

「磯」について

アクセス :JR福島駅から徒歩10分
住所   :福島県福島市大町9−9

営業時間 :村長がいるとき