甲府駅南口から徒歩で15分くらいで到着でき、国の重要文化財に指定されている本殿のある『穴切大神社』。住宅街の中の奥まった場所にあるので、少し見つけづらいかもしれない。この神社には、他の神社とは少しだけ違う光景が見られる。それは境内に小さなサッカーゴールが設置されていること。
参拝者は、ラッキーゴールと呼ばれる小さなサッカーゴールにシュートして運試しができる。
運試しの方法は、サッカーゴールにある点数のついた札を狙って3回ボールを蹴るというもの。合計点数が多いほど運気がアップする。
このような運試しができるようになった背景は、穴切大神社の神鳥が八咫烏(やたがらす)だから。日本神話に登場するこの三本足のカラスは、日本のサッカー協会シンボルとして採用している。この共通点に縁を感じて、神社の境内にサッカーゴールを設置したとのこと。
門の裏側には、サッカーに対しての必勝祈願が張られていた。年季が入っている感じだ。地元のプロサッカーチーム、ヴァンフォーレ甲府がホーム試合のときには、サポーターが祈願してから応援に向かうという光景も見られるそう。ワンフォーレ甲府は地元サポーターに愛されているエピソードをいろいろな場所で聞くので、良いクラブなのだなと思う。
2020年7月訪問
「穴切大神社」について
アクセス :JR中央本線 甲府駅から徒歩15分くらい
住所 :山梨県甲府市宝2丁目8−5
ワールドサッカー心理占い―“相性”まるわかり