単純なイメージだと、ギャンブル・女・金貸しというダメ男に必要な要素がすべてそろっている大都会、錦糸町。お水の商売が多いためか、街を歩いていると外国語をよく耳にする。それが故に錦糸町駅の周りには世界の様々な国の料理を楽しめる店が営業している。これが自分にとってはとてもうれしい。焼肉屋とサウナも多いし。
錦糸町駅の南口を出てすぐの場所にある『劉の店』では本格的な台湾の駅弁、いわゆる台湾鉄道弁当(臺鐵便當)が食べられる。
これは台湾で1970年代に高級弁当として車内で販売された大人気駅弁「排骨菜飯便當」を忠実に再現された品。主な具は台鉄弁当でももっともスタンダードな排骨(パイコー:豚スペアリブの煮付け)だ。
当時のステンレス製の弁当箱を再現し、2段になっている。パイコーと煮玉子、野菜などが入っている。美味しいよ。
台湾の駅弁に詳しい人は「今の台湾の駅弁は金属製の容器じゃないし」と思われるているだろう。現在の台湾駅弁がステンレス製ではない理由。それはステンレス製の弁当箱で提供されていた1970年代当時、乗客が弁当を食べ終わった後は、乗務員が容器を回収して洗った後再利用していたけど、ほとんどの乗客が容器を(家でも使えるから)持ち帰っちゃうのでコストがかさんだからだそう。 なので現在の台湾駅弁の容器は使い捨てのプラや紙製になっているとのこと。
他には魯肉飯(ルーローハン)も食べた。もちろんとっても美味しかった。
台湾の別名はフォルモサ。ポルトガル語で「麗しの(島)」
実はまだ行ったことがないから、いつか行ってみたいな~。
2019年6月訪問
「劉の店」について
アクセス :JR錦糸町駅 南口から徒歩1分くらい
住所 :東京都墨田区江東橋3-12-5 マスカットビル1階
営業時間 :11:30~15:00/17:00~23:00(年中無休)
参考HP :https://tabelog.com/tokyo/A1312/A131201/13022682/(食べログ)
台湾“駅弁&駅麺”食べつくし紀行