餃子をうどんにしてみたら美味しかった『味一番』【宇都宮市】

　餃子王国栃木県宇都宮市。市内の繁華街を歩いていると、とても多くの餃子店が目につく。特に興味はなかったのに、宇都宮餃子館のスタミナ健太がどのエリアにもデカデカと存在しているので、彼のことを一日でバッチリ覚えてしまった。

　市内には150を超える餃子店があるというそんな宇都宮で、名店でありつつも異彩を放っていると聞いたのが東武宇都宮駅近くにある『味一番』だ。

　メニューをみてその安さに私はびっくりした。私は欲張りなので焼き餃子、揚げ餃子、水餃子、餃子に合うビール（餃子浪漫）を頼んでさらに目当てだった『餃子饂飩』も頼んだ。

　餃子うどんって何？と思う人が大半だと思う。餃子うどんとは、一見肉味噌が付いた普通のうどん。しかし麺は餃子の皮でできている。食べ方は肉味噌のお椀にお出汁を入れて溶き、つけ麺にして食べる。これがとっても美味しい。

　餃子うどんは餃子を作った時に余って固くなった餃子の皮を再利用したのが始まりだそう。最初はまかないメニューだったが評判となり裏メニュー的な扱いを経て、10年前くらいから限定メニューになった。お好みで辛味噌で担々麺風にするのもまた美味しいよ。

　お店が賑わうときには一日に数千個レベルで売れていく餃子たちも当然美味しかった。うまく表現できないけど、餃子の中の餡に旨みのコクを感じる味だった。実はこの日の夕方から餃子店巡りしていて、味一番が3件目のお店だったけど、美味しすぎてまだまだ何個でもイケるぞ！って思える美味しさだった。安い価格でこんなにおいしい餃子が食べられるなんて、とてもありがたいことです。宇都宮に感謝。

　餃子うどんは一日に限定30食らしいので、もし売り切れてしまっていたらドンマイだ。

2020年6月訪問

餃子王国、栃木県宇都宮市。その名店の中の一つ、『味一番』は焼餃子、揚餃子、水餃子どれも旨味がすごい。

もう一つの名物が「餃子饂飩」だ。うどんまで餃子で作ってしまった。
一見、肉味噌が付く普通のうどんだが、麺が餃子の皮。肉味噌の椀にだしを入れて溶き、つけ麺にして食べる。めちゃ美味い pic.twitter.com/jY9FScev8w
— まつじ (@matsujun5213) June 8, 2020