人生で、いちばんいい牛丼。それが『キャピトル牛丼』だ【千代田区】

キャピトル牛丼 千代田区

超豪華ホテルの、超高級牛丼

 人生で、いちばんいい牛丼。食べました。

 赤坂のザ・キャピトルホテル東急内の「オーデルダイニング ORIGAMI」で食べられる。ザ・キャピトルホテル東急には、そのホテル名を冠する超高級牛丼、その名も『キャピトル牛丼』があると聞き、実際に行ってみた。
 ザ・キャピトルホテル東急は溜池山王、国会議事堂前という一等地に建つ一度は泊まってみたい超高級ホテルというだけあり、迫力がスゴイ。入り口にはひっきりなしに黒いピカピカの車が出入りをしていた。

キャピトル牛丼

 オシャンティかつ開放感を感じるダイニング、ORIGAMI。

キャピトル牛丼

 丁寧に席へ案内され、メニューを見る。キャピトル牛丼は看板メニューなだけあって、特別に専用のメニュー表が用意されていた。お値段、なんと5,945円(サービス料と消費税込)。たっけえ~。しかし、当然に注文をした。これが目的なのだから。

キャピトル牛丼

 周囲に植えられた緑と奥の重厚な建築物たちとの対比が、このホテルの景色は特別なのだと感じさせられる。

キャピトル牛丼

 外の良い景色を眺めながら待っていると、なんだか格調高そうなチェッカー柄のマットが置かれ、薬味が届いた。期待が高まる。

キャピトル牛丼

 4種類の薬味は温泉卵、柚子胡椒、七味、わさび。

キャピトル牛丼

 牛丼が運ばれる前に「今からこの良いお肉を使うんですよ」とお肉のプレゼンをしてくれた。テンション高まってとてもよかった。国産和牛のとんでもない霜降りリブロースだ。

キャピトル牛丼

 そして牛丼が目の前に運ばれてきた。5,945円の牛丼。きっと写真映えもするんだろうな~。

これが最高級牛丼『キャピトル牛丼』だ!!

!?

キャピトル牛丼

 君、なんか写真と違わない?

キャピトル牛丼
ザ・キャピトルホテル東急公式HP オールデイダイニング「ORIGAMI」より引用

 期待のあまり、事前の予習で写真を見すぎていたので、少し驚いてしまった。

 丼には、大きくて柔らかい和牛の霜降りリブロースが2枚。しっかりと火を通されている。見た目はなんだか想像していたのとは違うが、イメージしていた以上にボリュームがあり、味はとんでもなく美味しい。
 牛丼の具材はシンプルさを追求されており、肉とその下に隠されたさっと火を通されている玉ねぎのみ。これらが特製の割り下で味付けされていた。

キャピトル牛丼

 肉の旨味、割り下の味の深さを感じながら、4種類の薬味で味変をしながら食べる。自家製のピクルスで舌が疲れないように口の中をリセットする。締めにご飯へコンソメスープを注ぐ。食後はすごい満足感。メチャうま牛丼ありがとう。

もう一つの有名メニュー『排骨拉麺(パーコーメン)』

 そしてORIGAMIでのもう一つ有名なメニューが『排骨拉麺(パーコーメン)』。お値段3,542円。こちらも素晴らしい値段だ。

キャピトル牛丼

 タレが染み込んだ厚切りの国産豚ロースはカラリと揚げられている。薄い衣はスープを吸い込んでもサクサクの状態だった。べらぼうに美味い。
 鶏ガラのような豚骨のような、野菜の香りも感じるスープはしっかりとしたコクを感じるのにさらりと飲めてしまう、とても深い味わいだった。

 別皿で供される唐辛子やネギなどを加えて風味の調子を変えながら楽しんで食べられた。

キャピトル牛丼

 牛丼もパーコーメンも美味すぎて順番は付けられない。

 メニュー表。ナシゴレンやオムライスも気になる……。3,795円のカレーライスも食べてみたい。

キャピトル牛丼

 ちなみに、ホテルの地下には自慢のスイーツやホテルブレッドを販売しているペストリーブティック ORIGAMIがある。牛丼を食べた日はお昼過ぎということもあり、店内の商品がほとんど売り切れている状態だった。

 最高のクリームパン『ブリオッシュ・クレーム』や『みかんパン』が名物らしいが、私は別日に『キャピトルあんぱん~TSUBU~』を食べた。その店の名前を冠した食べ物に弱い。美味しかった。

キャピトルあんパン~TSUBU~
キャピトルあんパン~TSUBU~

2021年8月初訪問

「ORIGAMI」について

アクセス :地下鉄南北線・銀座線 溜池山王駅 直結
      地下鉄千代田線・丸ノ内線 国会議事堂前駅 直結
住所   :東京都千代田区永田町2丁目10−3
営業時間 :7:00〜22:00(無休) ※平日は15:00~17:00が中休み
公式HP  :https://www.tokyuhotels.co.jp/capitol-h/restaurant/origami/index.html