大阪府堺市の開口(あぐち)神社。 神社だというのに、地元の人たちからは「大寺さん」と呼ばれ親しまれている。(その由緒はちゃんとある)

この神社には、堺市出身の与謝野晶子の歌碑があり、有志によって与謝野晶子の顔面が掘られていた。 私の知っている与謝野晶子とは違う。 しかし、有識者の友人によると、こちらの与謝野晶子のほうが実物にそっくりだそう。

これは、平成28年堺観光ボランティア協会が創立20周年を記念して建立されたもの。歌碑には、
「少女たち開口の神の樟の木の若枝さすごとのびて行けかし」
と詠まれている。 この歌は与謝野晶子が幼少時代遊んだという、開口神社の境内にあったクスノキを見て詠んだものだそう。 同じ地元の女性たちに向け、開口神社のクスノキの大木から、若い枝が生き生きと伸びていくように成長して欲しいという強い願いが込められているのだそう(開口神社の公式HPで紹介されていた)
与謝野晶子はなぜ力道山を殺さなかったのか、その説明はやはり書かれていなかった。

ちなみに、開口神社の向かいにある『ひだまり庵』には、人気店で、名物の3種盛肉丼を味わうために連日行列ができている。 美味しかった。

メインメニューはこの肉丼のみ。 サラダやそばといったサイドメニューはある。 丼に乗っている3種の肉はローストビーフ、ステーキ、ローストポーク。 画像は並盛の牛かす煮そばセット(900円+200円:価格は2024年当時)。 お得すぎるので、老若男女誰も彼も肉丼と対峙していた。
2024年1月訪問
「開口神社」について
アクセス :南海本線 堺駅から徒歩約10分
南海高野線 堺東駅から徒歩約15分
阪堺線 大小路駅、宿院駅から徒歩約5分
住所 :大阪府堺市堺区甲斐町東2丁1−29
公式サイト:https://aguchi.jp/(開口神社)