青森市の浅虫にあるデカ盛りで有名な『鶴亀屋食堂』。浅虫でご飯を食べるなら、大体の観光客が鶴亀屋食堂か正立食堂に行くだろう。いつ行っても観光客でごった返しているこの店の名物は、どんぶりの上にとにかくマグロを盛りまくったマグロ丼だ。分厚いマグロが大盛りてんこ盛り。
鶴亀屋食堂はとにかくマグロ丼
私が注文したのは、マグロ丼(小)。小でもこの盛り。まるでかき氷だ。
マグロ丼は、赤身からトロまで、様々な部位のマグロの刺身が30枚以上も盛られていた。
これで小?じゃあマグロ丼(大)ならどうなっちゃうの?と気になる方は、Google検索で「鶴亀屋 マグロ丼」といったキーワードで検索してみるといい。きっと圧倒されるだろう。
醤油は客が好みで選べるよう、そして味変しながら食べられるように昆布醤油と淡口醤油の二種類が置かれていた。
おびただしい数のマグロシールは客を満足させてきた証
店の人によると、マグロを一本まるまる仕入れたときに入手できるマグロシールが欲しくて、マグロをひと月に10匹以上、一本買いしているそう。店内を見渡すと、壁という壁、天井という天井にマグロのシールが貼られていた。
ラーメン店でよく知らんユーチューバーやブロガーのビックリマン風のシールが店内にペタッと貼られているのとは次元が違う。一種のアートみたいにすらなりつつある。
貼られていない壁の面積の方が少ないくらいマグロシールは、それだけの量のマグロを訪問客に提供し続けてきたということ。
天井もマグロシールまみれ。
トイレも四方八方がマグロシールによって囲まれている。ここまでくると狂気だ。
マグロ丼以外も盛りがスゴイ
その他の海鮮を使った丼も、かなり盛りが良い。ネットの投稿情報を見ると、イクラ丼やマグロとウニ丼が人気のようだったが、かき揚げ丼もめちゃデカい。かき揚げの二階建てだ。食べ終わったそばから顔がテカテカになった。
カレーうどんもある。
正直、これまで様々なデカ盛り海鮮丼やマグロ丼を食べてきた経験から言うと、爆盛りのマグロの刺身を食べ続けるのは意外とキツイ。少し奮発したのにマグロを食べきれなくて悲しい思い出になってしまうくらいなら、マグロ丼の大きさをネットなどでよく事前調査して、「少し足りないくらいかな?」程度の大きさの丼を注文することが一番満足度が高い食べ方になると思う。他の食べ物を食べる機会の多い旅行中の訪問ならなおさらだ。
2016年7月初訪問
「鶴亀屋食堂」について
アクセス :青い森鉄道 浅虫温泉駅から徒歩5分
住所 :青森県青森市浅虫蛍谷293−14
営業時間 :11:00〜14:30(無休)