金沢21世紀美術館から道路を挟んで向かいに、正面から見たときと、裏から見たときで、全く別の建物みたいな一度で二度美しい建物がある。それが旧石川県庁の石川県政記念しいのき迎賓館だ。建物は国の登録有形文化財指定されている。正面玄関前の象徴的な2本のシイノキも「堂形のシイノキ」と名付けられて、国の天然記念物に指定されている。
正面は大正時代の趣きが残るクラシックな外観を残している。
裏側はガラス張りの近代的な印象の外観だ。
建物の横から見ると、その合体っぷりが分かりやすく見える。
夜はガラス張りの建物が、館内からの光によって建物全体が照らされているように見えてとても綺麗だった。ちょうどジョジョのイベントをやっていたタイミングだったので、右下がカラフル。
外観だけでなく、内装もとっても素敵で、大正モダンな感じだ。
玄関ホールと中央階段はテンション上がった。ステキな階段だいすき。
重厚でありつつ、シュッとしている。
アール・デコの様式が随所に見える建築を見るのも面白い。正面と裏側だけではなく、外観と内装も楽しめる金沢観光にうってつけの建物だった。
2022年5月初訪問